神奈川県営水道の蓋には用途欄の違いこそあれ、共通する変種が見られることが有る。
これまでに見かけた変種について記述する。
いずれもここに記述した用途以外にも存在する。
【1.角型の大型の蓋】
このタイプの蓋には字体の違いが見られる。
空気弁。
「弁」の字体が異なる。
その他の用途の蓋にも同じような違いが見られる。
消火栓。
全ての文字に違いが見られる。
【2.無彩色の丸蓋】
用途は違っていても蓋全体にべっとりペイントが塗られている。
蓋の凹凸に拘らず全体に塗られていることから推測すると、蓋メーカから納品後に着色されたものと考えてもよさそうだ。
蓋の原本となる木型に違いがあるで、今のところ2タイプに分類ができる。
字体の違いの他に、「切」の下の波が繋がっている物(タイプ1)と、切れている物(タイプ2)である。
【3.単色の丸蓋】
用途は違っていても変種は同じ位置に見られる。
注目すべき場所は、aとbの2ヶ所。
これら以外にも違いはあるが、路上で判別するのは困難なのでここでは触れない。
当ブログでは左から、タイプ1、タイプ2、タイプ3と呼ぶことにする。
タイプ1のaの三角形は全体が見える。bの着色部分は2個見える。
タイプ2のaは縁取りに接触している。bは1個しか見えない。
タイプ3のaは微妙な位置にある。bは着色部分は無い。更に用途欄が他のタイプに比べ小さく、波型がたくさん有る。
なお、タイプ2は長島鋳物製と思われる。同社の工場見学の際にこの特徴を持つ蓋を目撃しているためである。ただし、OEMなどもあるらしいので断定するのは難しい。
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