逓信省の蓋にも使用され、電気通信省(後の電電公社)初期の頃の蓋によく見られる二の字地紋の蓋を纏めてみた。
逓信省の蓋に見られるような特大サイズの蓋はまだ見たことが無いが、国鉄の蓋には存在するのでどこかに眠っているかもしれない。
二の字地紋の蓋の分類は地紋が縦横に並んでいるか、斜めに並んでいるかの違いと鍵穴の位置にある。
日本電信電話公社 二の字地紋01-01。
紋章が逓信省の物から電気通信省に入れ替わったのと右書きから左書きに文字の位置が変わった蓋。
このタイプの蓋は逓信省の物はたくさん残っているようだが、電気通信省の物はこれ一枚しか見たことが無い。
2017-01-10撮影(15-1210037)。
日本電信電話公社 二の字地紋02-01。
二の字地紋が縦横に並んだ地紋となっている。
探索した範囲では後述する斜めになったタイプの方が多く見かける。
この縦横タイプでは鍵穴の位置に違いが見られ、左右にある方が多い様だ。
2013-11-01撮影(15-1040143)。
日本電信電話公社 二の字地紋02-02。
二の字地紋が縦横に並んだ地紋となっている。
鍵穴が上下に存在するタイプ。このタイプはこの蓋しか見たことが無い。
2010-12-19撮影(5-1150617)。
日本電信電話公社 二の字地紋02-03。
二の字地紋が縦横に並んだ地紋となっている。
鍵穴が斜め左上と右下に存在するタイプ。
2012-06-30撮影(5-1270291)。
日本電信電話公社 二の字地紋03-01。
二の字地紋が斜めに並んだ地紋となっている。
この斜めタイプにも鍵穴の位置に違いが見られ、斜め位置にある方が多い様で左右に存在する蓋は少数派の様だ。
2012-01-08撮影(5-1220768)。
日本電信電話公社 二の字地紋03-02。
二の字地紋が斜めに並んだ地紋となっている。
鍵穴が斜め右上と左下に存在するタイプ。
2011-06-24撮影(5-1200047)。
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#マンホール #日本電信電話公社 #二の字地紋