川崎市のデザイン蓋(無彩色)

カラーデザイン蓋同様に無彩色の蓋も仕様書が公開されている。

川崎市 デザイン蓋02。
デザインはこれ1種類のみである。
以下に述べる仕様書の記載による分類から分かる情報は、2011に製造され設計荷重は25トン、汚水用の蓋である。
2013-02-03撮影(1000743)。

「下水道用鋳鉄製マンホールふた」仕様書(部分・注1)。
平成18 年12 月1 日の日付のある仕様書からの抜粋。

各パーツごとの実際の写真を載せてみる。
【設計荷重表示】
 【T-14の場合】蝶番部分は無印である。 【T-25の場合】蝶番部分に縦線が2本ある。

【種別表示】
【種別表示1】        【種別表示2】        【種別表示3】

【種別表示1】 合流用及び汚水用の場合。
【種別表示2】 雨水用の場合。
【種別表示3】 電気用の場合と思われる。(仕様書には記載が無いが、蓋には存在する)
平成18年版以降の仕様書には記載が有る可能性も否定できない。

各バリエーションを見ることにする。

川崎市 デザイン蓋03。
製造年などの記載が無いので平成18年以前の仕様の蓋と思われる。
ガス穴が開いていることから雨水用と推測できる。
合流用であれば臭気対策のため穴が開いていないのではないかと考えられるためである。
2013-02-03撮影(1000852)。

川崎市 デザイン蓋04。
電気用と思われる蓋の例である。
デザイン蓋を流用した他の局の蓋の可能性も捨てきれない。
2013-02-03撮影(1000945)。

川崎市 デザイン蓋05。
仕様書には記載の無い鍵穴が蓋下部に見られる蓋。
メーカーが独自に入れたものか?
2013-03-12撮影(1010097)。

川崎市 デザイン蓋06。
種別表示や認定番号などの記載の無い蓋。
平成18年の仕様書以前の蓋か?。
2013-03-12撮影(1300871)。

川崎市 デザイン蓋07。
デザイン蓋05に種別表示の傘マークが付いた例。
種別表示とガス穴が開いているので文句なしに雨水用である。
2013-03-12撮影(1010118)。

川崎市 デザイン蓋08。
種別表示は無印でガス穴が開いているので合流用だと分かる。
2013-02-03撮影(1000760)。

川崎市 デザイン蓋09。
ハンドホールである。
設計荷重表示の2本線(25トン)が見える。
2013-02-03撮影(1000815)。

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