和光市の蓋を新ブログへ引越作業中にデザイン仕切弁に異なる版が存在することに気付きましたのでまとめてみたい。
デザイン仕切弁は基本的には3タイプに分類が可能であるが、最も初期のタイプ1に版の違いが見られる。
【タイプ1】
飾りの付いた受枠の有るタイプと無いタイプが存在するが、蓋自体は同じなのでここでは特に分ける必要は無いと考える。
このタイプの特徴は「仕切弁」としか表記が無いことである。飾りの有る受枠付きの蓋の例。(蓋のタイプ1Aとする)
シンプルな受枠付きの蓋の例。(蓋のタイプ1Bとする)
彩色の違いは紫外線による褪色や汚れによるものと考えられる。
一見しただけでは違いには気付きにくい。
拡大して比較するとその違いが分かる。(左側:タイプ1A、右側:タイプ1B)
矢印aとbの部分の隙間の違いである。
潰れによる劣化を加味してもここまで違いが発生するとは考えにくい。
従って蓋の元となる木版が異なると言えると思う。
タイプ2及びタイプ3では現在のところ、隙間が空いているタイプしか見られないことからタイプ1Aの方が早く出現したのではないかと推測できる。
【タイプ2】
タイプ2の特徴は「仕切弁」及び管径の表記が見られることだろう。
管径の数字は固定である。
管径の数字はこれら、「75」から「200」まで確認している。
【タイプ3】
このタイプの特徴は管径の数字を入れ替えることができる仕様になっていることだろう。
汎用性は高いが見た目は美しくない。
それに数字が中央に収まっている蓋は余り多くは無い。
大概はズレているので尚更である。
#マンホール