柱種標を求めて

電柱などに付いている柱種標を纏めてみた。
電柱などのことを業界ではポールと呼んでいるようなので、本稿でもポールと記述する。
このポールの製造年や管理者、規格などを表記しているのが柱種標と呼ばれているものだ。
製造メーカーや管理者などの違いにより柱種標に記述されている内容や表記に違いが見られる。

また年代によっても情報量に違いが見られる。
この柱種標の材質はセラミックとの情報がXに見られたが、裏付けは取れていない。

上の写真の柱種標はトーカイポール社製の表示例。
規格の、「16」はポールの全長。
「19」は末口径。=てっぺんの直径。
「700」はひび割れ試験荷重。ポールが持つ強度のことらしい。
数字が大きいほど強度が増すらしい。
ただし、平成12年(2000年)に表記の基準が変わっている。
「UX」は細径柱(UX柱)で、景観保護地域や歩道等用地の狭い場所等に主に用いられる。
ちなみに、全長の1/6の長さが地中に埋まっている(JIS規格)。

以下、メーカー別に分類してみた。

トーカイポール(東海コンクリート工業)

大日ポール(大日コンクリート工業)

NCポール(日本コンクリート工業)

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#柱種標

(2024-04-24 初稿)