三鷹市の水道制水弁の写真を整理していたら「水道制水弁」の文字の違いに気付きました。
現在までに3タイプの存在を確認できた。
この蓋は東京都水道局管内でも良く見かけるので同様な違いが有るものと推測できる。
記述するにあたりとりあえず、タイプ1、2、3とする。
分類に当たっては「制」の文字が一番分かり易い違いが見られる。
「制」のつくり(旁)のりっとう(刂)の違いに注目したい。
【タイプ1】りっとう(刂)の右側が跳ねていない。
【タイプ2】はっきりと分かる跳ねが見られる。文字全体もやや細目である。
【タイプ3】緩い弧を描くように見える。文字全体がやや太目である。
これらタイプ1から3までを並べてみると更にはっきりすると思う。
左からタイプ1,2,3の順。
皆同じ蓋という思い込みから数枚撮影したら、あとはスルーしてしまいがちな蓋であるがこの様な違いが有ることが分かった以上は気を抜かずに撮影していきたい。
これら以外に三鷹市章の中に「水」が入っている紋章を用いている蓋もあり、これらとの関係については今後の研究に委ねたい。