電気の史料館

(管理者注)過去記事です。電気の史料館は東日本大震災後から今日まで休館しています。

東京電燈らしき蓋の正体を確かめるために川崎市に有る東京電力が運営する「電気の史料館」に行ってきました。

<行き方>

川崎駅から送迎バスが出ているのでこれに乗るのが一番分かりやすいでしょう。
案内パンフレットによれば約15分程度で到着するとあります。
ただ本数が多くは無いので、路線バスを使う手もある様です。
こちらも所要時間は約15分とのことです。
詳細については、「補足」にて記述しますのでそちらをご覧ください。

今回は蓋探しを兼ねて、歩いて向かうことにしました。

<いざ、出発>

川崎駅西口。ここから歩き始めます。
この駅から途中駅で有る「尻手駅」までは一本道、方向音痴の私でも大丈夫です。
最初の蓋はこれ。
初めて見るタイプの蓋が次々と現れます。
道草が多くてなかなか前に進みません(笑)。

無事、尻手駅に到着。

この先は横浜市になるのでしょうか、蓋の紋章も横浜市になりました。
時折川崎市の蓋にも遭遇。
どうも川崎市と横浜市が入り組んでいるようです。
時々川崎市の蓋が現れたり、横浜市になったり…目まぐるしく変わります。
横須賀線の跨線橋を渡る。
線路の中にはススキが揺れていました。
絵になりそうなのでしばらく待ってみましたが…、来ない(悲)。
大分近付いて来たのでしょう。
電柱に「電気の史料館」の案内が出ていました。
真っ直ぐ向かっても詰らないので、ちょっと横道に入ってみました。
巨大な建物に電気の史料館の文字が見えました。
お~! 凄い建物だ!
この建物が電気の史料館かと思ったら、違っていた。
これは東京電力の業務棟で、史料館は向かいに有りました。
「電気の史料館」の入口です。
到着した時には修学旅行?の高校生位の団体が帰るところでした。
だから入口に職員が居るんです、決して私を歓迎してくれた訳じゃないんです(笑)。

<いざ、館内へ>

受付で館内の案内図を貰い、2階へ。
順路は2階から始まるんです。
色々な展示物が有るのですが、素人の私には難し過ぎます。
三相交流発電機。明治30年製とのこと。
この種の発電機が東京電燈の社章の元になっているんですね。
東京電燈の株券に印刷されて居た社章の絵。
殆んどそっくりですね。
お待ちかね、マンホールのコーナーです。
東京電燈などこの時代のマンホールが並んでいました。
実はこのマンホールが撮りたくて来たようなもんです(笑)。
これ、明治時代の電気自動車です。
明治時代に電気自動車が有ったなんて驚きました。

もっともっとたくさんの展示物が有ったのですが、本来の目的である東京電燈の調査が残っているので涙を飲んで出口に向かったので有りました。

<いざ、電気の文書館へ>

電気の文書館は別棟にあります。
電気の史料館の受付で文書館への入館の希望をを伝えると、職員が迎えに来てくれます。
業務棟の入口で住所や氏名などを記入して、名札を付けて職員と一緒に向かいます。
文書館へは筆記用具以外は持ち込むことができません。
入口のコインロッカーに荷物を預けることになります。

職員の方に調べたい内容を伝えると該当する書架に案内してくれます。
そして、調べることになります。
今回は東京電燈の蓋の写真を持参したのでそれを見せたところ、色々調べて下さいました。
ですが、やはり8本あるマークは見たことが無いとのことでした。
今回は約2時間ぐらい調べてみましたが、ほとんど進展は有りませんでした。
業務棟内は撮影禁止ですので写真は有りません。

<いざ、ミュージアムカフェへ>

調べ物が終わったのは午後1時を過ぎていました。
史料館の中に軽食を摂れる所が有るとのことでしたので行ってみました。

職員の休憩所みたいなものでしょうか。
ラーメンやカレーライスが食べたかったんですが、その様な物は無し。
迷った末、注文したのはこれ。
ボンゴレ。
ダイエットしているので、一番カロリーが低い物を選びました。

<いざ、帰還>

帰りの送迎バスが止まっていましたが、今回も蓋探しを兼ねて歩くことにしました。
本当は乗りたかったんだけどね(笑)。

送迎バスです。

まずは史料館の周りを一周。
ひょっとしたら東京電燈の蓋が有るかと思って…。
でも無かった…。
でも都内では見かけたことのない蓋がたくさん見つかりました。
蓋を探して歩いているうちに、ふと気付くと位置が分からなくなっていました。
方向音痴の本領発揮です(笑)。
簡単な地図は持っていましたが、役には立たず。
勘を頼りに進んで行くと大通りに出ました。
改めて地図を見ると、駅とはまるっきり反対方向に歩いていたんです(泣)。
何とか川崎の駅に辿り着くと、そこにはカラマンが!
「終わり良ければ、全て良し」と云うことで、全巻の終了とさせていただきます。

<補足が残っていましたネ>

電気の史料館についてはこちらをご覧ください。
電気の史料館のHP → http://www.tepco.co.jp/shiryokan/index-j.html
私がぐだぐだ書くよりもHPをご覧になった方が早いく、正確です。

撮影:2010.12.09 神奈川県川崎市内・横浜市内
(2011.02.01 初稿)