和田堀給水所

東京都水道局の和田掘給水所では桜のシーズンに合わせて施設の一部を開放しています。
今年は4月1日(日曜日)から8日(日曜日)までとなっています。

桜はもちろんのこと、各種の水道蓋の存在にも期待が膨らみます。
この和田掘給水所に行って来ました。

最寄りの駅は京王線の明大前駅。
給水所は線路沿いに有るので線路に沿って歩いて行けば着くはずなのですが、例によってあっちにフラフラこっちにフラフラ…。
かなり遠回りをした後に給水所がやっと見えて来ました。
給水所の入口付近。
施設の開放を知らせる看板も幟も出ていません。
中に居たガードマンに確認してやっと安堵。
入口付近にも大型の角蓋が点在していました。
ガードマンから施設開放のチラシを貰った。
チラシの最下部に開放部分の地図が有る様に、解放されているのは給水所のごく一部。
それでも古い蓋がゴロゴロしており、蓋探索家には垂涎の的だろう。
入口付近に有った蓋。
「電線ケーブル室」。初めて見る蓋に感激!
縁石もいい味出してますねぇ(笑)。
このタイプの蓋だけでも「泥吐室」、「空気弁」、「制水弇」などがありました。
もちろん、大型の角蓋も種類が豊富でした。
「制水弇」(二枚組蓋、一枚蓋)、「空気弁」、「伸縮管」など。
ダイヤ型の小蓋もありました。
影で見難いですがこれは「制水弇」。他には「消火栓」もすぐ隣に有りました。

さて、一般解放の目的であるサクラは残念ながらまだ早い様で、少数が咲いているだけでした。
ツバキは咲いていたけどね。

初めて見る蓋を多数ゲットでき、探索に訪れた価値は十分過ぎるほど有った。
撮影:2012.04.02 和田掘給水所(世田谷区大原二丁目)
(2012.04.06 初稿)