木更津市の海軍蓋

木更津市内で見かけた旧日本海軍の蓋です。

木更津市 海軍蓋。
路上文化遺産データベースに登録済み。
錨のマークを見た瞬間、感激で心臓が止まりそうになりました。
蓋の右側三分の一ほどは砂に埋まっていたので持参の手箒で払いました。
他の方のブログなどで拝見していた海軍の小蓋は右側に蝶番の付いている蓋でした。
丸蓋の可能性も捨てきれませんが、蝶番の部分はコンクリートの下に埋もれているのかもしれません。
2016-08-11撮影(15-1190132)。

横から見る。
左側から見ると、コジリ穴の部分から蓋の肉厚が5ミリ程度であることが分かりました。

直径は約145ミリ。

蓋の所在地は木更津市中央1丁目6-8、森田屋本店という日本蕎麦屋の前です。
歩道の中央にでーんと看板を置くなんていい根性してますが(笑)。

蓋の位置を拡大。
看板のすぐ脇にあります。
ストリートビューでも蓋の存在を確認できますが、模様までは見えません。

蓋の位置と海軍基地との考察地図。
左上、現在は陸自の木更津駐屯地になっているが、戦時中は海軍の木更津航空隊の基地であった。
この蓋は航空隊の基地への給水のルートになっていたのだろうか。
旧海軍施設内に残された蓋は多々あるが、いつでも見られるわけではない。
その点、この蓋は一般の路上に残っているので探索者にはこの上ないお宝と言えるだろう。

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