東京下水・デザイン蓋(基本分類)

東京都下水道局のデザイン蓋(絵蓋)です。
23区内であればほぼどこにでも見られる蓋となっています。
しかしよく見ると違いのある蓋も見ることができます。
描かれているのは東京都の花「さくら」、都の木「イチョウ」、都の鳥「ユリカモメ」です。

東京都下水道局 絵蓋01-01。
90cmの大型の蓋。
最近になってこの蓋には亜種が存在することを知りました。
用途別の記事はこちらへ。
2012-04-07撮影(5-1240900)。

東京都下水道局 絵蓋01-02。
90cmの大型の蓋。
こちらの蓋が亜種です。
2018-04-13撮影(70-0796)。

東京都下水道局 絵蓋01-01と01-02の比較図。
駅からマンホール氏によると蓋の右側に存在する穴の数が異なるとのこと。
なぜ違うのか⇒ 駅からマンホール氏のツイッター参照
フォルダを漁ってみると確かに12個の蓋と11個の蓋が存在しました。
最初は使用用途による違いかな?と思ったのですが、駅からマンホール氏に用途に関係ない旨を指摘され、よく考えてみれば蓋の原型となる木型は用途が違ってもパーツを入れ替えるだけで同じはずと気づきました。

東京都下水道局 絵蓋02-01。
60cmの普通サイズの蓋。
大型と比べると用途欄の上に存在した5個の点が存在しないことや、イチョウの葉の上にある点々の数が少ないなど違いが見られる。
2010-08-13撮影(5-1110534)。

東京都下水道局 絵蓋02-02。
60cmの普通サイズの蓋。
用途欄の上に白くて丸い鍵穴らしきものが見える。
練馬区の一部の地域でのみ存在を確認。
2013-02-24撮影(5-1300751)。

東京都下水道局 絵蓋02-03。
60cmの普通サイズの蓋。
蓋中央部の「東京・下水道」の文字が無い。
初めは削り取られたのかとも思ったが、複数個所で同じような蓋があったことからこれはこのような仕様なのだと思っている。
2015-05-20撮影(5-1350365)。

東京都下水道局 絵蓋03-01。
60cmの普通サイズの蓋。
都内至る所で見られる蓋。
中央部の4個の番号により蓋の位置(左の3個)、敷設年度(右の1個)がわかる。
ちなみに敷設年度の色は1900年代は橙色、2000年代は青色となっている。
2012-07-20撮影(5-1270653)。

東京都下水道局 絵蓋03-02。
60cmの普通サイズの蓋の親子蓋。
親子蓋の親蓋部分のデザインはイチョウになっている。
地方の自治体の親子蓋の親蓋の多くはメーカー独自の地紋になっていることが多い様だ。
2013-11-01撮影(15-1040170)。

東京都下水道局 絵蓋04-01。
60cmの普通サイズの蓋。
都内の限られた地域でのみ見られる蓋。
デザイン的には踏襲されているがユリカモメが無い。
2014-01-08撮影(5-1320717)。

東京都下水道局 絵蓋05-01。
60cmの普通サイズの蓋。
近年登場した新しいタイプの蓋。
機能的には良いのかもしれないが、積極的に撮影したくなる蓋ではない。
2022-04-28撮影(12-0951)。

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