東京下水・デザイン蓋(キャップ入り)

都区内で最も多く目にするデザイン蓋がこのタイプだ。
蓋の中央部に人孔番号などの情報が入っているのが特徴。

蓋中央部に入っているキャップ。
①人孔番号  (01~99)でキャップの色が黄色(合流、汚水)、青色(雨水及び再生水)を表す。ただし、実際に見る限りでは再生水の場合は番号が入っていないようだ。
②区画番号2桁(0A~9A~0R~9R)キャップは緑色のみ。
③管渠布設年度(西暦の下2桁)黄色(1900年代)、青色(2000年代)
(解説)上の蓋は0H,3H区画の49番蓋で、2012年布設となる。
(注意)③は布設年度(マンホール自体の布設年)であって、マンホールの蓋の設置年ではないので注意が必要だ。
なお、有志による東京番ホールマップが作られており、人孔番号と区画番号を入力すると該当する区画の地図が表示されるマップが存在する。

東京都下水道局 絵蓋03-00-01。
キャップが年号になっている。
元々はこんな感じの仕様だったのではないか、と考えている。
それ故に「年」が彫られているのだろう。
キャップ入りが登場したのは2001(平成13)年からなので説得力はあるのではないか。
ちなみにコンクリート製の蓋でも年号入りが稀に見られる。
2012-04-24撮影(5-1240335)。

東京都下水道局 絵蓋03-00-02。
下水道展2017会場にて展示されていた蓋。
路上にはカラー蓋は存在しない。
2017-08-02撮影(15-1220427)。

東京都下水道局 絵蓋03-01-01。
合流用。都内の下水道はほとんどが合流(汚水と雨水を一緒に流す)になっている。
耐荷重表記、T-20が見られる。
2012-09-29撮影(5-1280475)。

東京都下水道局 絵蓋03-01-02。
合流用。耐荷重表記、T-25が見られる。
2012-08-06撮影(5-1270736)。

東京都下水道局 絵蓋03-01-03。
雨水用。
2011-05-21撮影(90-9787)。

東京都下水道局 絵蓋03-01-04。
おすい用。東京都下水道局の蓋には「おすい」表記であり、汚水とは書かないようだ。
2011-05-27撮影(90-9786)。

東京都下水道局 絵蓋03-01-05。
用途表記「お・雨水」は仕様書には記載が無い。
特殊な用途で蓋の下で汚水用と雨水用に別れているのかもしれない。
一つの蓋で共用てな感じか。
番ホールのキャップは青色なので雨水扱いされている。
2012-06-04撮影(5-1260538)。

東京都下水道局 絵蓋03-02-01。
合流用の親子蓋。
2013-11-01撮影(15-1040170)。

東京都下水道局 絵蓋03-03-01。
再生水の空気弁。
2011-06-04撮影(90-0098)。

東京都下水道局 絵蓋03-04-01。
送泥管の空気弁。
2012-04-07撮影(5-1240919)。

都道府県詳細版目次
都道府県簡易版目次
東京都詳細版目次
東京都簡易版目次

#マンホール #絵蓋 #合流 #雨水 #おすい #再生水空気弁 #送泥管空気弁