東京都建設局 公共基準点/鋲

公共基準点とは、地球上の位置を定めた点で各種測量の基礎となるとても大切なもので地球上の水平位置や高さを求めるためには、近傍に一定の測量精度を有する基準となる点が必要になりこの点のことを基準点と呼びます。
国土地理院が設置・管理する基準点には電子基準点、三角点や水準点などがあります。他には、都道府県や市区町村などの公共機関が設置・管理する公共基準点があります。

東京都が設置・管理する公共基準点には1級、2級、3級基準点があります。
1級基準点は東京都公共基準点と呼び、建設局土木技術支援・人材育成センター が都内全域に設置、管理しています。
2級、3級基準点は、東京都道公共基準点と呼び、都道管理を目的とし、建設局道路管理部、各建設事務所等が設置、管理 しています。(主に、2級は学校やアパート等ビルの屋上に、3級は都道の歩道上にあります。また、島しょ部の公共基準点は総務局各支庁が設置、管理してい ます。) 以上、東京都建設局のHPより引用。

23区内は第一から第六建設事務所、多摩地域は五か所の建設事務所がある。
島嶼は各支庁が担当しているようだ。(建設局・各建設事務所一覧より)

東京都建設局 公共基準点01。
「建設局・土木技術研究所」の銘のある蓋。
冒頭の説明によればこの蓋は1級公共基準点と言うことになる。
ほとんど見かけない。
2012-02-05撮影(5-1230335)。

東京都建設局 公共基準点02-01。
「建設局・道路管理部」の銘のある蓋。
冒頭の説明によればこの蓋は2級または3級公共基準点と言うことになる。
23区内の路上で見かける公共基準点の蓋と言えばほとんどの場合この蓋になる。
2014-07-25撮影(15-1070906)。

東京都建設局 公共基準点02-02。
「建設局・道路管理部」の銘のある蓋。
歩道の色に合わせて灰色に彩色されている蓋。
2011-09-08撮影(5-1200642)。

東京都建設局 公共基準点03-01。
「北多摩北部建設事務所」の銘のある蓋。
冒頭の説明によればこの蓋は2級または3級公共基準点と言うことになる。
多摩地域の場合は「○○建設事務所」と入っている。
2016-10-12撮影(70-0153)。

東京都建設局 公共基準点鋲01。
「建設局道路管理部」の銘のある鋲。
公共基準点鋲の場合、3級以外(例外的に4級も?)は見たことが無い。
2021-03-24撮影(12-0552)。

東京都建設局 公共基準点鋲02-01。
「東京都第一建設事務所」の銘のある鋲。
公共基準点鋲の場合、3級以外は見たことが無い。
2021-03-24撮影(12-0552)。

東京都建設局 公共基準点鋲02-06。
「東京都第六建設事務所」の銘のある鋲。
建設局の資料には存在しなかった4級の表記が見られる。
2013-06-01撮影(5-13100456)。

東京都建設局 公共基準点鋲03-02。
「北多摩南部建設事務所」の銘のある鋲。
2017-12-14撮影(53-0185)。

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