蔵前ポンプ所

東京都下水道局の蔵前水の館の一般公開に出かけたところ、同じ敷地内にある北部下水道事務所の蔵前ポンプ所の見学をすることが出来ました。

北部下水道事務所入口。
ワンデーイベントということで、ポンプ所の見学や各種の展示を見ることが出来ました。

入口。
この建物の3階にポンプ所があります。
テントの中で各種のパンフレットを頂きました。
帰るときに右端に見える所でブルーベリーの苗木を頂きました…。
ここを出てから街歩きをする予定だったのに苗木をもらうなんて、自分を呪いたくなりました。
いやー、歩くのに邪魔以外の何物でも無いです。
それでも河童橋を経由して上野駅まで歩いた自分を褒めてやりたい。
あ、今では苗木はちゃんと植木鉢に移し替えてありますよ、念のため。

3階のポンプ所。
ここには8台のポンプが据えられているそうです。
今までに8台全てが稼働したことはないというお話でした。
6月23日のゲリラ豪雨の時には1台で対処したとのこと。

非常用の発電機。
東京電力から6万ボルトを2回線受けているが、万一停電になったときに備え自家発電機を備えているとのこと。
幸いなことに未だにこれを実際に使用したことは無いが、負荷を掛けての点検は常時行っている。

北部下水道事務所概要。
蔵前ポンプ所では近隣の6カ所の無人ポンプ所の管理を行っている。
勿論非常時には有人による制御も出来る。

管理室にあるポンプ所のモニター。
無人のポンプ所の状態が一目で分かる。
湯島ポンプ所に軽微な故障が出ているようだ。

ご存じアメッシュ。
Webなどに配信しているアメッシュは5分間隔で更新されているが、ここのアメッシュは1分単位。
モニターには過去(6が23日のゲリラ豪雨)の雨量の様子が映されている。

コンピューター化される前に使用されていた手動の制御盤。
現在でも使用できるそうだ。
電源も入っているようで、各種の数字が表示されていました。

手動の制御盤の上に設置されていた水位計。

ポンプ所の見学を終え、次はいよいよ水の館へ(つづく)。

撮影:2017.06.23 東京都下水道局・蔵前ポンプ所。
(2017.07.05 初稿)