東京ガス 用途記号・TB

この記号については情報が公開されており、防食状況を測定するためのターミナルボックスだとか。
公開されている情報では○○ボックスと記されているが、なぜかTBだけがBを付加されている。
今まで用途記号FからSまで見てきたが、TBの編集中に今まで気付かなかった相違点に遭遇した。
それについては該当する蓋のところで記述する。
なお、掲載順については説明の都合で本項だけは新ロゴマーク付きから始めることにする。

東京ガス TB03-01。
2014-09-03撮影(15-1080366)。

東京ガス TB03-02。
この格子地紋で東京ガスの現在のロゴマーク(以下、現紋章と略す)が付いている蓋を更に分類することが出来ることが判明した。
ポイントは現紋章と鍵穴にある。
具体的には現紋章が枠内に余裕を持って付いているか、目一杯に付いているかにある。
また、鍵穴については格子地紋の線が穴に接しているか、或いは穴の周囲に縁取りが存在するかに分けることが可能である。
東京ガスTB03-02は現紋章が余裕を持って付いており、鍵穴の周囲に縁取りが見られる。
2014-02-23撮影(15-1050745)。

東京ガス TB03-03。
現紋章が余裕を持って付いている。
鍵穴に格子地紋の線が接している。
2014-09-03撮影(15-1080362)。

東京ガス TB03-04。
現紋章の周囲に余裕は無く目一杯である。
鍵穴の周囲には縁取りが見られる。
2015-09-14撮影(15-1130171)。

東京ガスTB03-02からTB03-04までの比較。
いずれも真上から撮影し、同じ縮尺で切り取った物である。
穴に縁取りのある鍵穴がやや太めに見える気がする。
現紋章が目一杯で地紋が鍵穴に接する蓋は未確認だが存在はすると思う。

東京ガス TB01-01。
2014-01-24撮影(15-1050630)。

東京ガス TB01-02。
次にロゴマークが付いていない蓋であるが、このタイプについては違いを見つけることは出来なかった。
地紋が鍵穴に接しているタイプのみ確認できた。
縁取りタイプが見つからないと言うことが確定的ならば縁取りタイプが現紋章付きから登場したと見ることができるのだが、それは今後の研究に委ねたい。
2014-02-23撮影(15-1050816)。

東京ガス TB01-03。
次は小型の蓋である。
この小型の蓋についても鍵穴の縁取りの有無が確認できた。
TB01-03は縁取り付きだ。
2014-09-03撮影(15-1080363)。

東京ガス TB01-03(上)とTB01-04(下)の縁取りを比較。

東京ガス TB01-04。
同じく縁取り無しの蓋。
2011-01-29撮影(5-1160607)。

東京ガス TB01-05。
次は蝶番付きの蓋である。
蓋の表面に格子地紋が無く、ツルツルなのが特徴である。
この記事の編集に当たって写真を選んでいる最中に違いのあることに気付いた。
大きく分けて2種類、詳細に分ければ3種類になる。
TB01-05は文字の枠一杯に入っているタイプ。蝶番部分の幅は狭い。
2012-01-01撮影(5-1220538)。

TB01-05とTB01-06の文字部分の比較
大きさだけで無く、各文字の違いも見られる。
『ガ』の点々の大きさが左右で違う。
『ス』の第一画目の幅が違う、など。

東京ガス TB01-06。
こちらは文字が余裕を持って枠に収まっているタイプだ。蝶番部分の幅は狭い。
2014-02-23撮影(15-1050778)。

東京ガス TB01-07。
蝶番部分の幅が広い。
2015-10-30撮影(15-1130568)。

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