陸自 練馬駐屯地

第一師団創立54年、練馬駐屯地創立64年記念行事に伴う一般開放に出掛けて来ました。
目的はもちろん蓋の探索です。
練馬駐屯地には昭和26年に警察予備隊普通科第一連隊が久里浜駐屯地から移駐して来ているので警察予備隊の蓋が存在するはずです。
現に駐屯地前には「NPR」と記された警察予備隊の蓋の発見報告もあります。
また、自衛隊の蓋もどのような物が存在するのか気になります。

NPR。
警察予備隊の蓋である。
駐屯地前に1枚、駐屯地内に2枚の現存を確認できた。
駐屯地外(南西角)に紋章を削り取られた古そうなT字地紋の二枚組横長蓋があった。
感じからするとNPRだった可能性が高そうに思えた。

桜紋。
自衛隊の蓋に見られる紋である。
左側:とりあえず桜紋1とする、右側:とりあえず桜紋2とする。
見ての通り、桜紋1は平面的であり、桜紋2は立体的な感じである。

まずは桜紋1の蓋から見ていこう。
T字地紋の蓋。
鍵穴が左右に存在する。
T字地紋の蓋。
鍵穴が上下に存在する。
T字地紋の横長蓋。
NTT地紋の蓋。
この地紋の蓋は初見。

続いて桜紋2の蓋である。
NTTの蓋に良く見られる形状の蓋。
これも初見です。
T字地紋の横長蓋。

これは汎用の消火栓蓋であるが、余所では見たことがない。

先週の朝霞駐屯地とはちょっと変わった蓋を見ることができ、収穫は大きかった。
撮影:2016.04.10 陸上自衛隊・練馬駐屯地。
(2016.04.14 初稿)