下水管渠埋設位置のプレート

今回は明らかに一般の蓋とは別物ですが、何らかの関係が有りそうな物なのでお付き合いください。
東京・港区の芝浦界隈で蓋を求めて探索中に、かなり古そうなプレートを見掛けました。

川の側壁に何やら四角い物が見えました。
肉眼では判別できなかったので写真を撮ってみました。

プレートの中央には、「下水管渠埋設位置」とあります。
更に左側には「土木局下水課」。

「下水管渠埋設位置」とは一体何だろう?
この下に下水管が埋まっているってことだろうか?
それだったらわざわざプレートを埋め込む必要もなさそうですし…。
ググってみたものの、それらしきものは出ていませんでした。
ただ一件、本所方面の割下水の記事が有りましたが、本所と芝浦では全く位置関係が違い過ぎます。
芝浦も本所と同様に水路が網目のように張り巡らされたとも考えられますからそれらの一環ではないかと思えてきます。
分かりそうで分からないモヤモヤした気分です。

「土木局下水課」は東京市土木局下水課の事だろうと思います。
現在の下水道局の前身ですね。

設置してあるからにはそれなりの理由が有るはず。
それとも、もう用済みになってしまったがプレートだけが残っているのだろうか。

いずれにしても設置から半世紀以上は経っていることは確かです。
正体を調べようにもどこから手を付けたら良いのかも分かりません。

(2014.02.28 初稿)
(2021.06.09 加筆・移設)