2023 三河遠征 豊橋篇①

マンホールサミット in 岡崎の後、豊橋市での探索です。
正直な話、豊橋市についての下調べは不十分でした。
岡崎市の調査に時間をかけすぎた感もありました。
実際、SVで調べてみても現地に行ったら存在しなかったなんてケースは山ほどありますしね。

豊橋市の探索ではネット上に出ていない興味深い蓋も何点かありました。
豊橋市での街歩き、蓋の用途によって3部作に分けてお届けします。
今回は上水道蓋篇となります。

三河遠征 豊橋市・上水篇01 阻水弇。
探しても骨董蓋が全然見つからなくて、Xで呟いたところ蓋散歩びとさんから教えていただいた阻水弇です。
蓋の直径は約330mm。
意外と大型でした。
2023-10-22撮影(12-0734)。

三河遠征 豊橋市・上水篇02 乙止水栓。
右書きの蓋ですが、10枚以上見かけたのでそれほどレアでは無さそうです。
逆に左書きの蓋は全く見かけなかったのも不思議です。
2023-10-22撮影(12-0528)。

三河遠征 豊橋市・上水篇03a 豊橋市公会堂。
ネット上の情報によれば昭和6年竣工とのこと。
左右対称の美しい建物です。
ここへはトイレを借りに寄ったのですが、ちゃんと水洗になっていましたよ。
ちゃんとメンテナンスして使っているのですねぇ。
2023-10-22撮影(70-4263)。

三河遠征 豊橋市・上水篇03b 水止栓。
豊橋市公会堂の入口付近に設置されていました。
これまでに見てきた水止栓は全て右書きでしたが、ここに来て初めて左書きの水止栓に遭遇しました。
竣工当時からここに設置されていたとすると、昭和6年頃にはもう左書きが存在していたことになる貴重な例だと思われます。
2023-10-22撮影(12-0699)。

三河遠征 豊橋市・上水篇04 制水弁。
市内の上水道の制御弁は「仕切弁」表記なので、この蓋は仕切弁に統一される以前の物の可能性が考えられる。
2023-10-22撮影(12-0555)。

三河遠征 豊橋市・上水篇05 仕切弁。
制水弁と同じ形状の蓋。
仕切弁に切り替わった頃の蓋かもしれない。
2023-10-22撮影(12-0660)。

三河遠征 豊橋市・上水篇06 仕切弁。
大型の仕切弁。
長島鋳物製に付いている自治体の紋章はバランスの取れた美しいものが多いのだが、豊橋市は例外のようだ。
豊橋市のHPに掲載されている紋章と比べるとやたらと横幅が広い。
2023-10-22撮影(12-0474)。

三河遠征 豊橋市・上水篇07 空気弁。
萌え点付き。
2023-10-22撮影(12-0572)。

三河遠征 豊橋市・上水篇08 消火栓。
「消火栓」の文字の書体に違いが見られる。
この蓋は角ゴシック体風だが、これ以外に丸ゴシック体風や楷書体風などが見られる。
2023-10-22撮影(12-0480)。

三河遠征 豊橋市・上水篇09 消火栓空気弁。
東京都内でも見られる空気弁付き消火栓と言ったところか。
後述する「栓付空気弁」とはこの蓋のことだろう。
2023-10-22撮影(12-0655)。

三河遠征 豊橋市・上水篇10a うず巻消火栓。
全く同じデザインで単に「消火栓」と表記された蓋も多々見られた。
「消火栓」と「うず巻消火栓」の違いは何なのか?
2023-10-22撮影(12-0490)。

三河遠征 豊橋市・上水篇10b 栓付空気弁。
消火栓とは用途表記と配色が異なるだけで同じデザインの蓋。
2023-10-22撮影(12-0473)。

三河遠征 豊橋市・上水篇11 止水栓。
止水栓はこの形状の蓋以外は汎用蓋ばかり。
書体の違いで少なくとも3種類に分類が出来そうだ。
2023-10-22撮影(12-0729)。

三河遠征 豊橋市・上水篇12 甲止水栓。
水道章付きのコンクリート製の蓋。
2023-10-22撮影(12-0732)。

三河遠征 豊橋市・上水篇13 量水器。
かなり摩滅して判読が難しいが、上段に「量水器」下段に「水道部」とあるようだ。
民家の軒先に1枚だけ見かけた。
2023-10-22撮影(12-0689)。

三河遠征 豊橋市・上水篇14 量水器。
岡崎市内では汎用のコンクリート製量水器を見かけたが、「WATER METER」表記は豊橋市が初めて。
2023-10-22撮影(12-0712)。