街歩き 旧足立町の痕跡を求めて

志木市における前回の探索後に旧足立町の蓋の現存情報に接し再度探索を行ってみました。
情報によれば、旧足立町の東京市型の蓋が6枚残っている…らしい。
志木市の前身である足立町は昭和30(1955)から同45(1980)年まで存在しました。
志木市の蓋を探しつつ、足立町の蓋を求めて歩いてみました。

志木市の防火水槽の蓋。
近隣の自治体では見られない蓋です。
同じデザインの消火栓の蓋も有ります。

空気弁。
取り立てて珍しい蓋ではないが。

境界標。
志木市では境界石、境界標共にあまり見かけませんでした。

雨水桝?
中央には「SIKKY(シッキー)」なるキャラクターが描かれています。
平成12年10月26日に制定された志木市のキャラクターのようです。
志木市にはデザイン蓋にもなっている「カパル」というキャラクターもいるが、こちらは影が薄いようだ。

制水弁。
ちょっと古い制水弁の蓋はこればかり。

三点支持の消火栓蓋。
この蓋はほとんど見かけない。

制水弁。
ロケット型の蓋は市内では消火栓で良く見れれるが、この蓋はそれらよりも小型。
一枚だけ見ることができた。

ネコ看板。
イヌ看板はどこの自治体でも見られるが、ネコは少ない。

取っ手付きの東京市型の蓋。
周囲にうっすらと黄色い線が見られたことから防火水槽の蓋と思われる。

空気弁。
良く見かけるのは「空気弁」の文字が凸状になっているタイプ。
凹だと文字の周りにベタ部分が多くなり滑りやすい。

制水弁。
この蓋も割と良く見られたが、状態の良い蓋は少ないようだ。

制水弁。
時計回りに文字は配置されている。
あまり見かけない。

制水弇。
丸水マークの汎用品ではあるが、ごく少数見ることができた。

空気弁。
大型の蓋にも関わらず、同じ道を通ること三度目にして存在を気付いた。

旧足立町の東京市型の蓋。
ネット上の情報では6枚が現存…。
だが、実際は少なくとも8枚以上は存在するようだ。

旧足立町の側溝蓋。
特定の地域にたくさん見られた。

旧足立町の側溝蓋。
上の蓋と同じであるが、「足立町」の文字が上下逆になっている。

旧足立町の側溝蓋。
これはそれほど多くはないようだ。

旧足立町の雨水桝。
確認数は十枚未満。

旧足立町の境界石と志木市の東京市型の蓋。
旧足立町の境界石は見た限りでは、〇に足でした。

志木市のデザイン蓋。
市役所付近には汚水用、志木市駅前には雨水用が設置されていた。
この雨水用は今春に設置されたらしいが、かなり傷みが進んでいる。

志木市内で見かけた越境蓋。
奈良県天理市の汚水桝。
蓋の周囲には工事痕は見られなかったので一時的な仮設蓋ではなさそうだ。
天理市から志木市までは直線で500キロ以上ある。