街歩き いざ鎌倉 (三)デザイン蓋は街燈の蓋

鎌倉市での街歩きの三回目。
今回は鎌倉市のデザイン蓋、更に大船田園都市の蓋や旧鎌倉町章の付いた蓋など盛りだくさんです。
では、前回の続きで鶴岡八幡宮の出口からです。
神奈川県営水道の単口消火栓を見つけ、気をよくして進みます。
鎌倉市のデザイン蓋は鎌倉駅周辺にあることは事前に分かっていたので、そこまでは気楽に探索できそうです。

コンクリート蓋も『鎌』だ。
鉄蓋では既に嫌って言うほど見てきましたが、コンクリート蓋でさえも『鎌』では気が滅入ります。
だってこの日は市章の付いた大型の蓋にはまだ巡り会えていないのですからね。

三角の境界石。
頭だけ見えている境界石の頭に三角形が見えます。
付近を見渡してもこの三角形の境界石ばかりです。
その後、境界石の側面に竜胆の市章が付いている境界石も見ることが出来ました。

コンクリート製の仕切弁。
道路を隔てて向かいの小道に忽然と現れました。
おぉっ! これですよ、これ。
これを見たかったんだぁ!
北鎌倉駅付近で制水弁の蓋を見かけて以来です。
別の方向からもパチリパチリ。
相当撮影して、満足。満足。

笹竜胆の付いたコンクリート製の汚水桝でしょうか。

これは凄い!
コンクリート製の仕切弁と消火栓が並んでいる。
さすがは、古都鎌倉だけ有るな。

この後、コンクリート製の仕切弁が有るわ、有るわ…。
え~、またぁ?
もう、最初の頃のようには撮りません(笑)。
真上からだけ撮って終わり。
人間なんて勝手な物ですねぇ(笑)。
この蓋の紋章の特徴、どこかで見たな!?
この街歩きで唯一となった笹竜胆の市章付きの大型コンクリート蓋。
この紋章も上の蓋と同じ特徴が有るぞ。
初めて見る地紋。
魅力的な蓋がたくさん有った小道の出口にはこれまた余り見かけない仕切弁の蓋が有りました。
鶴岡八幡宮の二の鳥居です。
狛犬がでかい!
笹竜胆の市章付きの東京市型の蓋。
ほとんど見かけない。
ストリートビューで探し当てた県営水道の消火栓。
この蓋、有りそうでも中々見かけない蓋です。
鎌倉駅とデザイン蓋。
他の自治体ではデザイン蓋と言えば、ほとんどが下水蓋ですよね。
しかし鎌倉市では街灯の蓋でした。
JR鎌倉駅と江ノ電の鎌倉駅。
デザイン蓋の有った反対側の駅舎です。
笹竜胆の市章付きの防火水槽の蓋。
デザイン蓋よりもこの蓋の方が魅力的だ。
大船田園都市(株)の蓋。
鎌倉市役所のすぐ近くにたった一枚だけ残されている蓋です。
江ノ電のホームに設置されていたゴミ箱。
こういった鉄道会社オリジナルの物はおもしろい。
同じく江ノ電の車止め。
カエルが乗っているところがいいですね。
(無事にカエルと言う意味だとか)
これまたホームに設置されている汚水桝?
カネヤスは神奈川県内でコンクリート製品の二次製品を扱う会社。
中央のマークに関しては諸説有るが、私はカネヤスの社章ではないかと思う。
カネヤスのHPを見ると確かに今の社章とは違うけど、『カネヤス』を一カ所に重ねて書くと、こんな風に見えそうだ。
この電車で極楽寺駅に向かいました。
(写真は極楽寺駅到着時)
江ノ電の業務用電話ボックス。
昔は西武線でもこんな電話ボックスを見た記憶がある。
極楽寺駅前の丸ポスト。
何故かここの丸ポストは人気があるみたい。
たくさんの人が駅舎と丸ポストを入れて写真を撮っていた。

県営水道の双口排気弁。
このタイプの蓋は初見。
裏JISの笹竜胆の蓋(たぶん防火水槽の蓋)。
今回の旅ではこれが唯一の撮影でした。
旧鎌倉町章付きの蓋。

最近、埼玉県の旧鳩ヶ谷市(現在の川口市)に於いて越境蓋が発見されています。
それまではこの蓋が町章付きの蓋としては唯一現存を確認されている蓋でした。
かなりの早足でしたが、『いざ鎌倉』如何でしたでしょうか。
行けば何かしらの発見がありそうな街、それが鎌倉だと思います。
撮影:2016.09.06 神奈川県鎌倉市
(2016.10.23 初稿)