第6回マンホールナイトの開催に合わせ実施された「新宿マンホール街歩き」に参加しました。
新宿区内での街歩きは昨年に続き2回目になります。
今回は神楽坂周辺の文化遺産を見て回ります。
案内人の駅からマンホールさんのほか私を含め総勢10人以上に上る盛況になりました。
今回は後日、テレビ放送が行われるそうで取材の方も同行することになりました。(詳細は記事の最後に)
(★)今回の集合場所は都営地下鉄・牛込神楽坂駅A2出口でした。
萌え点蓋(この時は左側の蓋が有りました)。
この地域には萌え点蓋が豊富に有るようです。
図解写真を使っての説明風景。
萌え点蓋の第一人者のくしゃまんべのマスターは他行のためこの日は欠席でした(残念!)。
(★)右書き止水栓。
名古屋市型の蓋。
神楽坂界隈にこの蓋が有ることは知らなかったので大収穫でした。
左側は日比谷公園に有る蓋とほぼ同じ名古屋市型の蓋。
右側はなぜかツルツルっぽい蓋。
明らかに名古屋市型とは異なりますが、紋章だけは同じ。
訳が分からん!
ここでも図解写真を使っての説明がありました。
蓋はここに有ります!
一般の通行人を交えての説明風景。
短足下水君の東京市型の蓋も有りました。
取材の方も撮影中。
コンクリート製の下水君蓋。
コンクリート蓋の考案者の森氏についての説明がありました。
左から阻水弇、制水弇、制水弁の小蓋。
街歩きの中では制水弇についての説明がありました。
阻水弇は集合時間前に時間に余裕があったので神楽坂を探索中に発見した物です。
久々の発見だと思っていたら、rzeka氏もご存知だった様です。
制水弇を撮影中の取材の方。
(★)そっくりな蓋なのに片や萌え点蓋。
(★)水止栓。
林氏墓所。
蓋とは全く関係ないが、今回の街歩きは新宿区のフィールドミュージアムの一環らしいのでその関係で立ち寄ったらしい。
林氏は江戸時代の学者とのこと。
詳細は画像でご覧ください(右下をクリックすると大きなサイズで見ることができます)。
8穴タイプの下水君蓋。
ほとんど見掛けない珍しい蓋だ。
タグ付き蓋の説明風景。
大正期の雨水枡。
NPRの蓋。
警察予備隊の蓋ではないかと考えられるが、決め手となる根拠がない。
NPRの蓋はここに有る!。
ここ以外にも陸自練馬駐屯地付近や市ヶ谷、戸塚などでもみつかっている。
弁天町燈孔銀座の燈孔蓋。
3枚あり、この蓋が最も状態が良かった。
『宗柏寺下水道』と書かれた石柱。
てっきり『宗柏寺、下水道』とばかり思っていたが、『宗柏寺下、水道』とも読めるとの意見もあり、なるほど!と思う。
『宗柏寺下水道』と書かれた石柱の説明風景。
階段人孔の手前にある短足下水君の側溝蓋。
これと同じ蓋は今のところ未確認。
中央の丸が窪んでいる蓋が代々木に有るだけだ。
階段人孔。
マンホールの蓋を階段に利用した珍しい例だ。
取材の方はかなり熱心に撮影していたけどこの蓋がテレビに出るのかな?
階段人孔を上から見る。
左手は宗柏寺の墓地だ。
(★)琺瑯看板。
新宿区内にも琺瑯看板が残っていた。
人孔縁塊付きの蓋。
蓋のデザインは異なるが、こちらが本来の使用例。
(★)新潮社前に設置されていた蓋。
蓋のメーカー名と『A』の向きが違う。
水準基標を開けてみる。
コンクリート製の水準基標には 2タイプ(管理者注:この当時は2タイプだと思っていたが、実際にはかなり多い) 有る様で、ここの蓋は穴が蓋の淵に沿って開いているタイプだ。
なお、蓋の開閉については許可を取って行っています。
蓋を開けたところ。
地表から水準点まで深さは約30cm。
蓋の裏側。
ゴール。
あかぎ児童遊園に到着し、ここで解散となりました。
記憶があいまいな部分も有るので説明が違っている箇所が有るかもしれません。
(★)が付いている写真は駅からさんからの説明は無いが、個人的に撮って置いた方がよいと思った物。
放送局:TBSテレビの「あさチャン」の「チャン知り」というコーナー
時 間:朝7:30から8:00の間の8分間との情報です。
(2014.10.05)
(2015.10.28 蓋の開閉についての記述を変更)