第4回マンホールナイトの開催に合わせ行われた「十条・王子 マンホール街歩き」に参加しました。
戦前に設置された旧東京府王子町の蓋やその他珍しい蓋などを幾つか鑑賞しながら十条・王子の街歩きを行うと云うもので、案内人の駅からマンホール氏のほか私を含め5人総勢6人に寄る街歩きになりました。
「十条・王子 マンホール街歩き」ルート図。
JR十条駅前を起点にJR王子駅を経由してギャラリー202号室まで街歩きを行いました。
スタート地点のJR埼京線十条駅北口。
駅から少し離れた場所で簡単なルートの説明と参加者の自己紹介の後、午後2時少しすぎた頃に出発しました。
最初のポイントは人孔縁塊付きの下水君短足蓋。
人孔縁塊についての説明がありました。
こら! そこの車、ここは駐車禁止だぞ!!
丁度一年ぐらい前に撮った写真が有りましたのでご参考までに。
余り変わらんな(笑)。
高松市の越境蓋。
蓋を取り囲んで駅から氏の説明を受けました。
現地に出掛けて探索をした人がいるとの話も(笑)。
(管理者注・管理人は未確認であるが、この蓋は既に撤去されているようです)
東京都の給水弁。
小さな蓋も丹念に見て行きます。
(★)側溝の蓋。
L型の上部に「雨」のマーク入り。見掛けないタイプだ。
右書きの止水弁。
この蓋の形状は東京市に併合された旧町(大久保町など)で見掛けるタイプだ。
境界標? 色々有りました。
(管理者注・この頃はまだ境界石などは撮影対象外でした。この街歩きに参加したことがきっかけなり集め始めました)
側溝蓋の廃物利用。
王子町の燈孔跡。
昔の写真と比べるとこの付近に有ったそうです。
道がクネクネと曲がっているのが特徴ですね。
(★)歩道用のGLVは余り見掛けない。
昔ながらの井戸が有りました。
(管理者注・井戸にメーカーの印が付いていることはこの時には知らなかった。後日知ることになり、撮っておけば良かったのに…と悔やんだ)
トマソン的階段。
幅が狭く急だ。 非常用にしても上り下りは困難だ。
違うタイプの井戸用のポンプが有りました。
王子町の角蓋。
(管理者注・未確認情報に寄れば、この土地は売却されて蓋も消滅したらしい)
同じく王子町の角蓋であるが、塀の下敷きになっている。
王子町の丸蓋。
説明を受けた後、各自撮影です。
(★)人が擦れ違うのも困難な細い路地にもL型が両側に設置されているのが面白い。
次のポイントに向かうためもう一度路地を通ります。
(管理者注・未確認情報に寄れば、王子町の蓋の多くは更新工事が入って消滅したものが多いらしい)
上水道の消火栓(手前の丸い蓋)と工水の消火栓(奥の角蓋)が並ぶ。
都営王子アパート。
アパートの号棟の番号が面白い。
下ばかり見ているマンホール探索者では中々気付かない。
街歩きの方の注意力に驚嘆。
陸軍用地の境界石。
古いガス蓋。
(★)現地ではどこが変なのか分からなかった下水君。
帰宅後PCで見たら都章が異様な形。
普通、こんな潰れ方するかな?
オ~い、待ってくれ~!
王子駅前の都バス。
幕バスが居たのでパチリ。
王子駅前の東京都交通局の紋章付きの蓋。
駅から氏から東京市電気局当時の紋章を今も使っているとの説明。
ただし、現在はイチョウの葉の様なシンボルマークを主に使っているとの説明も有りました。
説明の後、蓋を囲んでダンスをしました(ウソ。
ギャラリー202号室に到着。
約2時間の街歩きもこれで幕となりました。
お疲れ様。
(★)が付いている写真は駅から氏からの説明は無いが、個人的に撮って置いた方がよいと思った物。
(2013.06.05 初稿)