前篇からの続きです。
川崎市内での探索は続きます。
川崎市のコンクリート蓋。
市内では良く見られる(日本住宅)公団仕様のもの。
一見するとこれも公団仕様の蓋に見える。
が、実は違う。
「マンホールのふた 日本篇」の京都市のページ(P.129上段)に見られる蓋に良く似ている。
画像検索をしても同様な蓋は出てこなかった。
今までにない新種の蓋と言ってもいいかもしれない。
公共基準点鋲。
次級とは、川崎市独自の物で二級と三級の間に位置するもの。
精度は三級基準点と同等だとか。
巨大な空気弁室親子蓋。
加瀬~入江崎の表記も見られる。
「下水」。
川崎市の下水のカラーは赤色だと、この蓋が証明してくれている。
「排」の文字も見れれることから、排気弁または排水弁だろうか。
これも下水用の小型カラー蓋である。
下水圧送Aとの表記が見られる。
画像検索すると「C」も存在するようだ。
今回の探索で最大の収穫かもしれないのがこの蓋。
「6’SV」とある。
たぶん、6インチの仕切弁だと思う。
川崎市の骨董蓋は少ないので、初めてのインチ表記蓋の発見に舞い上がった。
額縁蓋。
安藤広重の東海道53次の川崎。
折角なら鋳物製で作ってほしかった。
川崎駅周辺に多数設置されていた。
額縁蓋。
これも「川崎」に交じって多数見られた。
貯留分水。
初めてみる蓋。
貯留分水。
こちらの方が大きい。
(後篇へ続く)
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