横浜市の古蓋を求めて街歩きをしました。
今回の目標は、建設省共同溝の蓋。蓋下部の丸い部分にはそれぞれの共同体の紋章が入る。
この蓋は都内で撮影したものであるが、共同体の紋章が入った蓋が横浜市内にあるらしいので今回の探索でぜひとも撮りたかった。
もう一つの目標、横浜市水道局の古蓋。
「マンホールのふた 日本篇」にも掲載されている蓋で花咲町などで目撃情報があるのでなんとか撮影してみたい。
横浜市探索2021春の陣01-01。
東京電力パワーグリッドの蓋。
コンクリート蓋は撮影済みであったが、鉄蓋は初見。
稲妻マークから数えると三代目になる。
横浜市探索2021春の陣01-02。
蓋としては珍しくもないが、単色カラーでは余りないかも。
横浜市探索2021春の陣01-03。
水位周知下水。聞きなれない用途だが、紋章の上の四角い部分の裏側にアンテナとバッテリーが内蔵されていてリアルタイムで水位を監視できる(ものだと思う)。
2017年の下水道展に試作品?が展示されていた。
都内でも試験運用されているのを見たことがある。
横浜市探索2021春の陣01-04。
横浜市のデザイン蓋。新品のようだ。
このデザイン蓋には無数とも思えるくらい用途とタイプ違いがあって奥が深い。
横浜市探索2021春の陣01-05。
建設省共同溝。紋章は稲妻マークの東京電力。
横浜市探索2021春の陣01-06。
建設省共同溝。紋章は電電公社。
横浜市探索2021春の陣01-07。
建設省共同溝。紋章は東京ガスだろうか。
これら3枚さりげなく並べてみたが、すんなり見つかったわけではなく行ったり来たり…かなりの時間と労力を掛けた。
横浜市探索2021春の陣01-08。
擬似蓋。市内で時折見かける。
直径10センチぐらい。
横浜市探索2021春の陣01-09。
擬似蓋。こちらは横浜道とある。
これも直径10センチぐらい。
横浜市探索2021春の陣01-10。
一辺が30センチぐらいある大きな擬似蓋。
横浜市探索2021春の陣01-11。
擬似蓋。横浜道と保土ヶ谷道。合流点だったのかもしれない。
いつの日か、通しで歩いてみたい。
横浜市探索2021春の陣01-12。
横浜道の額縁蓋まであった!
横浜市探索2021春の陣01-13。
細い路地に入っていくと量水器の蓋(右書き)があった。
この日、新発見としては唯一の骨董蓋。
横浜市探索2021春の陣01-14。
このタイプの消火栓蓋、中心部では見かけないが路地に入ると結構残っているようだ。
横浜市探索2021春の陣01-15。
電磁流量計。
横浜市探索2021春の陣01-16。
流量計。初めて見る蓋。
横浜市探索2021春の陣01-17。
電気。メーカーの地紋を使用しているのは見かけない感じがする。
横浜市探索2021春の陣01-18。
横水。用途としては仕切弁か止水栓だろう。
たまに見かける。2タイプあるうちの多い方の蓋。
今回の探索では建設省の共同溝は見つかったが、水道局の古蓋には巡り合えなかった。
更なる探索が必要になった。
(完)